私たち誰もが持っている名前から、いろいろな運勢が読み取れることをご存じですか？
あなた自身の性格や本質、生きていくうえで持っておくに越したことはない人間関係運や社会運は、「人格」から知ることができます。
本日は そもそも人格とは、という話からその影響が出る年代、画数で調べる人格の吉凶など、知っておくと便利な情報 についてお伝えしていきます。
目次
姓名判断の五格について
まずは姓名判断の基礎についてお伝えします。
姓名判断は私たちの名字と名前を、ある法則にのっとって足し合わせ、その字画を導き出すことから始まります。
その法則の元になるのが「五格分類法」と呼ばれるもので、 天格、人格、地格、外格、総格 の5つに分けて運勢を見ていきます。
天格とは、先祖代々引き継がれてきた運命を示します。
簡単に言えば、ご先祖さまから与えられた運だと思ってください。
そのため、基本的に名字がこれを表すことになります。
人格とは、本人の性格・個性や能力、持っている才能などを示してくれるものです。
地格とは、本人の体質、家庭運、恋愛運などを示してくれるものです。
外格は、仕事や対人関係などを示してくれます。
総格は、持って生まれた運勢を示すものとされています。
名字や名前の文字数によって少しずつ計算方法が異なりますが、一度占うと名前が変わるまでは運勢が変わることはないので、一度だけがんばって計算してみるといいですね。
人格とは何？
「人格者」という言葉を聞いたことがあると思います。
その人の性格の素晴らしさについて表す言葉ですが、姓名判断における人格が表す内容もほぼ同じです。
先ほどさらりと説明しましたが、 姓名判断における人格とはその人の内側部分、つまり才能や能力などを表すもの です。
実はそれ以外にも、人間関係運や、社会における立場や地位などの運勢に関してもここで見ることができるのです。
その人格の計算の仕方ですが、名字の最後の1文字と、名前の最初の1文字の画数を足す、というものです。
例えば山田太郎さんなら、「田」と「太」を足した画数が人格となります。
これは名字や名前の漢字が1文字や3文字の時でも変わりません。
森一なら「森」と「一」ですし、佐々木小次郎なら「木」と「小」を足したものが人格となります。
「人格を計算するには、名字や名前の文字数に関わらず、名字の最後の1文字と名前の最初の1文字、常に合計2文字の画数を足す」と覚えておけば大丈夫です。
人格が良い場合、良くない場合
人格の総数は1画から55画まで多種多様となっていますが、その中でもラッキーな画数、アンラッキーな画数があります。
また、 すべてがいい、すべてが悪い、というものがないのも特徴的 です。
例えば人格が3画の人は、笑顔がすてきで周囲からも人気を得られるという良い画数です。
芸能関連でも成功しやすく、可愛がられる運気を持っていますが、反面異性関係にトラブルが起きやすく注意が必要です。
人格が8画の人は、思いやり深く、年上に好かれてチャンスをもらうことも多い良い画数です。
計算高さが表に出ない得な性質ですが、お酒のトラブルには要注意です。
そして、人格が16画の人は自分の行動力が幸運を引き寄せますが、他人に対して冷淡であるため、対人関係がうまくいきにくくなります。
人格が22画の人は、素晴らしい感性を持ち、華やかさに溢れていますが、妬みを受けて人から嫌がらせを受けやすいところがあります。
このように、それぞれの画数には一長一短なところがあるのです。
人格で何がわかる？
人格でわかることはとてもたくさんあります。
人格からはその人の心の内側にある才能や個性、能力といったものが、人生にどうかかわっていくかということ を詳しく読み解いていくことができます。
さらに細かく説明していくと、人格はその人の性質を反映したうえで、対人運や仕事運に関わってくるのです。
いつも上司や同僚、部下に恵まれて楽しそうに仕事をしている人と、いつもいじめられたり、苦労させられたりする人の名前から人格を導き出してみると「なるほど」と納得することも多いでしょう。
いつも人に恵まれて楽しい毎日を送り、仕事もやりがいがある、という場合は人格が良く、対人関係で何かと苦労することが多い人は、人格があまり良くないことが多いようです。
また、同様にその人と社会とのかかわりも示してくれます。
社会は会社や友人はもちろんですが、家族という意味もあります。
家族縁が薄い、友人に恵まれない、どうも社会に適応できない気がするなど、うまくいかないことが多いのであれば、人格の画数に問題ありかもしれません。
人格の影響が強く出る年代
基本的に人格は、私たちの人生でいうと28歳から54歳と、 いわゆる中年と呼ばれる時代の運をつかさどります。
これは、ちょうど私たちの名前の真ん中をつかさどることからも何となくわかるかと思います。
また、中年期にはその人の本質が根本となった人間形成もすっかりできていて、“その人らしさ”がはっきりと浮き彫りになっていることでしょう。
人格の画数が良ければ中年期に良いことが多くなります。
ちょうど働き盛りと呼ばれる年頃ですから、大抜擢を受けたり、仕事のやりがいを感じていたり、家族との生活に充実感を得ているかもしれません。
そのように、発展的な気の流れを受けて恵まれた中年期を送ることができます。
逆に、人格の画数があまり良くないと、この時期に苦労が絶えないとなります。
挫折をしたり、リストラや離婚の憂き目に遭ったり、突然エアポケットに入ったようにいろいろなことがうまくいかずに苦しい立場になることもありそうです。
これが前もってわかっておくと、「そういう年代なんだな」と開き直ることもできますし、事前に対策を考えておくということもしやすくなります。
人格の大吉は何画？
人格の総数は1画から55画まで多種多様となっていますが、その中でも 人格に持っているとラッキーとされる画数は「11画、15画、21画、24画」 です。
ほかにもよい画数はあるのですが、これらはメリットの方が多い画数と言えます。
11画は常にポジティブ思考で明るく元気、人に恵まれます。
深い想い槍をもっているため、誰に対しても優しく、また、そのお返しを周囲からも受けられる恵まれた運勢を持っています。
15画は優しさと思いやりで人の信頼を得ることができます。
時に厳しいことを言っても、それが優しさから出るものだと誰もが知っているため、嫌われることがありません。
21画はいわゆるカリスマ性があり、周囲を惹きつける力があります。
やや口が悪く、周囲との摩擦も起こりますが、それよりも人気の方が高く、慕われるタイプです。
24画は頭の良さと協調性を合わせ持つ人気者となります。
芸術やスポーツに関するセンスが高く、並外れた活躍をしやすいです。
人格の凶は何画？
逆に、1画から55画の中で あまり良くないとされる画数は「4画、19画、28画、34画」 です。
4画は、嫌なことを嫌と言えずにいろいろと損をするタイプです。
優しく他人に心から尽くすのですが、それが報われにくいところがあります。
家族縁もやや薄めです。
19画はやや神経質で頑固、金運や家族縁、健康運にもあまり恵まれません。
本人は能力も高く、直観も優れているのですが、周囲から足を引っ張られてしまうことが多くなります。
28画は繊細でロマンチスト、人にはない独創性があります。
しかし、繊細ゆえに精神的な負担が常に大きい人生を送り、苦労することが多いです。
34画は頭の回転が早い人ですが、損得勘定にこだわりすぎてれが顔に出てしまい、周囲と対立しやすいです。
自我が強すぎるため、周囲と対立しやすい運を持っています。
これだけ並ぶと何だかガッカリしてしまいますね。
しかし、「私の運勢悪いんだ」と思わず、あくまでも人生をより良くする参考にしてもらえればと思います。
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