姓名判断では、人の姓名を総格・天格・地格・人格・外格の五格に分類し、人生における総合運、恋愛運、金運、対人関係運、結婚運を占うことができます。

名字と名前の画数の合計である総格は主に総合運を占う際に注目する格となります。

名字の画数指す天格は現在の運勢というよりは祖先から受け継いだ家系の運勢を占います。

名前の画数である地格はその人の愛情を読み解くことができ、恋愛運に深く関わっています。

名字の最後と、名前の最初の文字の画数を指す人格は社会運を指すとも言われており、仕事運や金運について占う格になります。

名字の最初と名前の最後の文字を足した外格は対人関係を表す格になります。また、結婚運も外格から占うこともできます。

姓名判断では五格それぞれが、人生の特定の時期を指すので、その人の過去、現在、未来まで占うことができます。また、画数を詳細に見ることで、人生の転機も分かります。

人生の後半の運勢を中心に、人生全般の運勢を指します。女性の方が30代頃から影響を及ぼし始めるのに対し、男性は40代頃から影響が出始めるとされています。

天格は人生のうち誕生した瞬間と晩年期の運勢を指します。

地格は生まれてから20代前半の初年期、若い頃の運勢を表しています。

人格は20代から影響を与え始め、30代から50代の中年期の運勢を表します。

外格は20代から影響が出始め、30代から晩年期までの運勢を表します。人格と時期が重なる部分もあるので、人格と一緒に見ると良いでしょう。

姓名判断では五格に吉凶数があり、吉数のほうが良い運勢傾向にあります。しかし、凶数が多かった場合も開運方法があります。一つは凶数の別の解釈をすること、もう一つは、凶数の運勢傾向を知り、改善の努力をする事です。例えば19画は凶数で、「考えすぎてしまうことがあり、周囲からの理解を得られないことがある」という解釈があります。しかし、「考えすぎてしまうのは頭の回転の速さからであり、理解されにくい部分は芸術肌のためで、様々なことに挑戦し、最適な道を見つけることで抜群の才能を発揮することもできる」という解釈もあります。決して凶数のマイナス面だけにとらわれず、俯瞰して捉えることが肝心です。また、上記の19画の例で言えば「時には直感に従い、周囲へ寄り添う気持ちを持つこと」でマイナス面が改善に繋がることもあります。このようにマイナス面を改善するには？と意識を向け努力をすることも開運の第一歩になります。